【パーツ作り】DIY λ板

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顕微鏡には「補償板(コンペンセーター)」というパーツが存在する。「λ(ラムダ)板」「鋭敏色板」とも呼ばれる。偏光や干渉が起こっている状態に対して一定の位相(波長)をずらす機能を持った光学素子で、これを用いると、偏光や干渉の微細な違いを極彩色のコントラストとして強調し、視認できるようになる。

私の用いている顕微鏡は十数年前のものだ。純正の補償板をオークション等で探したが、レンズ等と違って市場に出回る数が少なく、あっても非常に高価である。そのため、光学パーツショップで手に入る安価なポリマー位相差フィルムを用いて自作を試みた。

位相差フィルムは Edmund Optics で購入。フィルムを顕微鏡に挿入するためのスライダーは、正規品の写真から寸法を割り出して3Dモデルを設計し、3Dプリンターで出力した。3Dプリンターは本当に便利だ。モデリングにも慣れてきたのか、一発目の出力で寸分違わずバチッとハマったのも嬉しい。

おかげで、顕微鏡観察の表現の幅が大きく広がった。 設計した3Dモデル(.stl)は以下で公開している。同じような課題を抱える誰かの役に立てば幸いだ。


3Dモデル

https://www.printables.com/model/1629813-diy-replacement-for-lambda-compensator-6×20-mm-axi

位相差フィルム(1λ ポリマー位相差フィルム 25mm)

https://www.edmundoptics.jp/p/25mm-dia-1-retarder-film-wp560/50163

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